犬姫「戦国武将・戦国大名」

犬姫いぬひめ

生没年
生年不詳~1582年
家譜
父・織田信長
母・土田御前
夫・佐治信方(さじのぶかた)、細川昭元(ほそかわあきもと)
子・佐治一成(かずなり)
生涯
織田信長の妹は浅井家に嫁いだお市が有名ですが、実は信長には美しい妹がもう一人いました。それがこの犬姫(いぬひめ)で四方を照らす程の美しさを持っている事から「四方様」と呼ばれる事もあったと伝えられています。

犬姫は1560年頃に大野城主の佐治信方に嫁ぎ、のちに佐治家の嫡子となる一成(かずなり)を授かりますが、1574年の長嶋一向一揆討伐で夫の信方が戦死し、犬姫は実家である織田家へと戻される事となります。

犬姫が織田家に戻ってから三年が経つと今度は細川晴元の嫡男である細川昭元との縁談が持ち上がり、この結婚も前回の結婚と同様に織田家の地盤強化を狙った政略結婚であったと考えられています。
この結婚は政略結婚ではあったものの二人の仲は良好であったようで犬姫は一男二女を産みますが、兄である織田信長が討たれた本能寺の変の三か月後の9月8日に犬姫はこの世を去ります。
二度目の結婚では3人の子供を授かりましたが、その結婚生活は約7年という短いものでした。

尚、犬姫の死については兄・織田信長が殺されてしまった事によって起こった急激な環境の変化に適応できずに体調を崩した事が原因ではないかとされていましたが、本能寺の変を起こした明智光秀に多くの室町幕府の旧臣達が従っていたという事実から夫である昭元も明智光秀と何らかの関係を持ち、犬姫もトラブルに巻き込まれて暗殺されたのではないかという説もあります。
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